固定筋と動作筋

脊柱筋の機能別評価により、固定筋と動作筋に分類します。

脊柱を安定させる役割を持つため、すべての運動において重要であります。
 まず骨盤及び脊柱の評価は、『動き』をみるのではなく、脊柱の安定性を見ることが必要です。
すなわち動作筋を評価する前に固定筋を評価することが重要なのです。
「固定筋」と「動作筋」の関係は、まず、「固定筋」による固定がなされた後に「動作筋」による動きが生じるという考えがあります。

脊柱では
「動作筋」とは、体幹の全面にある筋肉では腹直筋、腹斜筋、腸腰筋があり、後面では脊柱起立筋、腸肋筋、腰方形筋があります。

「固定筋」とは多裂筋と腹横筋です。多裂筋の強化を目標とした場合、腹横筋を強化することで可能になると言われます。

固定筋の多裂筋と腹横筋を評価し鍛えてから、動作筋の評価をし鍛えていく事で動かしやすい身体、腰痛軽減を図ることが出来るのです。

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